2014年1月25日土曜日

海外研究生活 現地編4 ~SSNの取得と銀行口座開設~

勢い余って、もういっちょ記事を更新してしまいましょう。

現地編の第四弾はSSN (ソーシャルセキュリティーナンバー) の取得と、
銀行口座の開設。


まず、ソーシャルセキュリティーナンバー

表現が適切かどうかは分かりませんが、
納税者番号の意味合いが強い住民票のようなもの?でしょうか。

アメリカで生活する全員が必要となるのではなく、アメリカで所得を得る人に必要なものです。
実際、労働許可が付いていないJ-2ビザの妻は取得できません。
(J-2で労働許可を認可された場合はどうなるか分かりません。)

なぜ、銀行口座取得の話とセットで書くのかというと、
ネットで調べると、銀行口座開設にSSNが必要になると書いてあったので。

実際は、必要そうだけど、無くても何とかなりそうといった感じです。
ロチェスター大学のISO (International Service Office) のチェックインで、
SSNがなくても大学病院のChase銀行で口座が開けるよ。と教えられました。

口座開設時はSSNの正式なカードが届く前で、申請しに行った証明になるレシートのみ。
それでも、そのレシートの内容を銀行ではチェックしていたので、
無くても何とかなりそうだけど、必要そう…といった結論です。
(その後、正式なカードを見せろとかってことはありません。)

さて、このSSNを取得するには、アメリカ入国後10日間以上の日数を
あけて申請に行かなければなりません。
入国情報がウェブ登録されていない可能性があるため。
ロチェスター大学のISOからは、2週間後から行けるよと教えてもらいました。

SSNの取得は、SSNのオフィスに行って行います。
オフィスの場所や申請書はネットでダウンロードできます。

公式のホームページ (英語) は こちら 。

申請書の記載方法とうは、Googleで「SS-5 記入例」とでも検索すればOK。
SS-5が、SSNの申請用紙になります。

オフィスはもちろん公的機関。
オフィスに入る際には、荷物のX線検査と金属探知機をくぐります。

その後、タッチ式の受付画面で番号札を貰う。
これは、実力勝負で頑張ってください (笑)
画面は英語かスペイン語のみで、SSNのApplicationだから…と頑張ったら、
分からない単語がありながらも何とかいけたように思います。

誰かについてきてもらえればあっという間だと思いますけどね (笑)
頼る人が居なかったので、すべて自力です。

オフィスは人でごった返しています。凄い人。
SSNの取得だけでなく、納税関係も取り扱っているようです。
私が行った、ロチェスターのダウンタウンにあるオフィスでは、
1~6番までのカウンターがあって、SSNは何番と割り当てられてるようでした。
あまりにも人が多く、カウンター窓口以外にもオフィス内に招き入れられる人も居ました。

結局、1時間ほど待って、番号札の番号が呼ばれてオフィス内に通されました。
優しそうなお姉さんに、SSNを取得したいと申請書類とパスポート、DS-2019を渡すと
PCに情報を入力しはじめました。

SS-5の内容確認と、所得が日本からもらうのかの確認くらいだったでしょうか。
すごいすんなり終了しました。
カウンターで黒人の若い女性がオフィサーに対して怒鳴り散らしていたときは、
ここまで揉めるのか…SSNは恐ろしい…なんて思ったりしていましたが (笑)

レシートを受け取って、2週間後には郵送で正式なカードが届くからと言われて終わり。

実際、SSNを使ったタイミングと言うのは…ない…と思う (笑)


次に、銀行口座の開設

SSNを申請して、ロチェスター大学のISOでSSNは銀行口座開設に不必要と聞いてて、
じゃあ、カード待ってるのも嫌だし、開設しに行くか!と妻を連れ出した。

さて、向かったのはロチェスター大学の大学病院。ストロングメモリアル病院。
そこにChase銀行の支店が入っています。

ロチェスターはChase銀行が一番に多い気がします。
次に見かけるのが、Bank of America。

開設したのは、普通 (Saving account) と当座 (Checking account) を、
妻との共同名義 (Joint account) で開設しました。
窓口に行って、We'd like to set up our joint account. と言えば通じました。

当初は、アメリカで貯金なんてする気も原資もないので、Checking accountだけの予定でしたが、
オフィサーに押し切られるような形で開設。どっちでもいいんだけど…。

ちなみに、Checking accountが当座に相当するもので、
チェックやデビットカードで支払いが出来る。
Saving accountが普通に相当するもので、貯蓄用。利子はCheckingより高い。
それぞれ、一定以上の取引や残高をキープしないと手数料が発生します。12ドルほど。

さて、口座開設手続きに話を戻して、奥の個室通される。
そこで、共同名義で口座を開設したい旨を伝えると身分証明書を出してと。
パスポートとDS-2019を出して、SSN持ってる?と聞かれたから、
申請中でこれなら…と、レシートを出してみたら、これでOKとのこと。

色々、口座維持手数料の説明受けたりしながら、暗証番号 (PINコード)、
ネットバンキングのパスワード、デビットカードのデザインを私と妻のそれぞれ設定して、
あらかじめ入金する金額を渡して、完了。

小切手はどうする?と聞かれたので、すぐに使う予定は無いけど下さいと返答。
デビットカードは約1週間、小切手は2週間ほどで郵送されると返答を受けて完了。

その後、デビットカードは郵送されてきましたが、小切手が来ない。なんでやねん。
銀行で口座開設してくれた担当者の名刺を貰っていたからメールをしてみると電話が。
小切手必要なの?と。いや、すぐ使わないけど必要って…。と答えると、
じゃあ送るわって…。…ったく、もう。

そして、届いた小切手。なぜか、ロチェスター大学に… (笑)
小切手見てびっくり。住所がロチェスター大学のもの。
SSNのレシートに書かれていた職場の住所と自宅の住所を入れ違えたな…。
ネットバンキングで住所で情報を修正できたので、修正しました。

そして、つじつまが合ったことが。
デビットカードを有効にするために、ATMでPINコードを打ち込むか
電話する必要があるのですが、妻が電話したら住所が登録されてないって。
そりゃ、ロチェスター大学の住所が登録されてたら無理だろうよ…って。

実際はATM行って、簡単にActivate (有効化) することが出来ました。

1ヶ月後くらいに、急に書類が届きます。
W8BENという書類が含まれていると思いますが、それに

以上かな。

ちなみに海外送金手続き (アメリカ→日本) も、当座と普通の口座間のお金の移動も
全てネットで出来ます。スマホアプリもしっかりしていて、Chase銀行、便利です。

次回は…、車かなぁ。

ついさっき、多重請求の記事で書いたBudget レンタカーの二重請求。
12月分がようやく動いた。
文句を言ってから1ヶ月経過したので、どうなってるんや!?と、
優しく問い合わせると、1月14日にクレジットカード部門に回したから、10日間の猶予をくれと。

謝罪なし。

もう、進展してるなら許す (笑)

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