2014年2月27日木曜日

海外研究生活 現地編7 ~車と自動車保険~

グルメばっかり更新してても進まないんで、書き出します。
結構な文章量になると思うので、何日後にパブリッシュできるのか…。
ちなみに書き出しは2014年2月5日です。

さて、現地編の第6段は車と自動車保険。
かなり文章が長いです。最初の免許証と最後の結論だけ読んでもいいかと。

一応、この記事の中での目次

  • 免許証
  • 車の購入 vs レンタカー (vs リース)
  • 長期レンタカー超節約術 Budgetレンタカー編
  • 結論 (+1年間の費用を概算してみる)

が、以下に長々と連なっています。



免許証

まず、免許証について。
もちろん日本で準備した国際免許で運転できます。

注意点は、その取り扱いが州ごとで異なるので気をつけてください。
ニューヨーク州は、比較的、厳しい。

一般的には1年間のところが多いですが、
ニューヨーク州の場合は3ヶ月以上滞在で国際免許では無免許として
取り締まられる可能性があります。

…が、実際にニューヨーク州で初めて渡米生活した人が3ヶ月以内に、
ニューヨーク州で免許を取得できるかと言えば、厳しい。
恐らく、渡米直後から間髪なく取得のために動いて、試験をノーミスでギリギリ。

陸運局で申請、学科講習、学科試験、合格すれば仮免 (ランナーズバーミット) 発行。
路上試験の予約、約3週間後に試験、数週間後に免許送付。

しかも、運転免許の申請に必要な身分証明がポイント制です。
J1ビザ取得者の場合、Social Security Numberや研究先の身分証明書などが
手に入るのでポイントをクリアすることは比較的容易です。
手に入れるまで渡米してから最低1ヶ月程度必要ですが…。

ただ、それが配偶者のJ2ビザになってくるとポイントをクリアすることが本当に難しくなる。
必要な点数は6点で、ビザ&パスポートが3点。
銀行のキャッシュカード (J1ビザ取得者との共同名義口座 (Joint Account) に
すれば入手可能) で1点、あとは健康保険のIDカードで1点。

これで5点だけど、あと…1点?

Social Security Numberや研究先の身分証明がそれぞれ1点なのでJ1ビザなら取得可能。
ただ、それが取得できないJ2ならば…??
色々と手を変え品を変え、皆さんポイントの取得を試みた内容がBlog等で
見つかるので調べてみてください。

この3ヶ月の期限、実際はかなり曖昧、もし警察に別件で取り締まられても、
無免許として取り締まられるかどうかは警察の気分次第。
しかも、極寒かつ雪深いニューヨークの冬に子供たちの送迎を
しなければならないママが3ヶ月以内に免許を取得するのは至難の業。

実際、日本領事館とアメリカ陸運局の相談があったりなど、そこらへんはグレーゾーン。
どちらにしても、実際に車を購入、そのための自動車保険に加入となると、
免許証は必須なので定住、もしくは数年以上の滞在ならば自然と免許取得になるはずです。
(自分で電話を掛けて、がっつり交渉すれば国際免許で
自動車保険に加入できた例もあるようですが…)

じゃあ、半年や1年くらいで帰国が決まっている国際免許を持ってる滞在者は
実情、免許をどうしているかというと…? …ごにょごにょ。



車の購入 vs レンタカー (vs リース)

車の準備は実質、この3択が選択肢になります。
ただ、リースはアメリカでのクレジットカードヒストリー等が必要になりますので、
米国で居住した直後に利用するのは、ほとんど不可能かも知れません。
あと、2年か3年契約がメインなので、その期間未満だと選択肢から外れます。

車の購入は新車 or 中古を決めることから始まりますが、
お金に余裕があるなら、もちろん新車の方がいいかなと思います。
日本では市場に出ることすらないような中古でも高値で取引されるので、
帰国時に売り払ってもかなりの価格で売却できるはずです。

きっとディーラーのサポートも厚そうだし、新車だから値段もある程度、
決まった範囲だろうし。


次に中古を買う場合。

新車を買って高値で売却できるということは、中古が高い。
どこのBlog記事を読んでも分かるように、コレ大丈夫か?と思うような車が普通に走ってる。

ディーラーで買う場合、個人売買で買う場合で相場は多少違うものの、
5000ドル以下なら10~20年の型落ちの大衆車かつ走行距離10万マイルオーバーくらい。
もし、走行距離10万マイル以下の車を希望するなら10000ドルは見ておく方が…。

一般論として、中古車を買うときは車に詳しい、白人の年配な男性と一緒に行くのがベター。
ただ単に、舐められないように。足元見られて、値段を吊り上げられるのを防ぐため。
これは売却時も同じで、値段を吊り下げられることを防げる。

Kelly Blue Bookというサイトで、型式や走行距離、車両の状態などで
一般的な相場を調べられるので目安になる。

さらに個人売買の場合は車の状態を自分で確認しないといけない。
タイヤの溝を図ったり、エンジンルームを覗いたり。
もしくは、車両点検を売り手に要求したり。
ディーラーの場合は点検済みなので、安心できる。
ただし、大手の安心できるディーラーに限る。
一部の悪徳ディーラーは事故車を直して、相場より安値で売りさばいているらしい。

ちなみに車体番号さえ分かれば、自分で車の事故歴等を調べることができます。

ディーラーの場合は売り手がやってくれるかもしれませんが、
個人売買の場合は自分たちで書類を集めたり、準備して陸運局に提出します。
ピンクスリップだったっけ、スモッグチェックのやつとか。
(詳しくは他のBlog等で調べてみてください。)

もちろん登録料や税金が必要になってくるのですが、目安は購入価格の10%。
提出書類に車の購入レシートがあって、それも参考に金額が算出される。
中には提出用の領収書を別に作って、税金を安く済ませることもある。
(勿論、売買する両者間での合意やトラブルを避けるように努めないといけないけど。)


これらをクリアして車を乗ることになる。



長期レンタカー超節約術 Budgetレンタカー編

さて、こちらが実体験。
Budgetレンタカー編とありますが、Budgetレンタカーしかありません (笑)

このレンタカー生活をどう乗り切るかで費用は雲泥の差が出ます。
今となっては、1年間で私たちはざっくり計算すると25万円ほど損をすることになるでしょう。

まず、レンタカー会社ですが有名なのはHertz、Budget、Avis、Enterprizeあたりでしょうか。
色々、ネット上の見積もりで比較しましたが、一番安いのはBudgetでした。工夫が必要ですが。

他にも地元の小さなレンタカー会社もあると思います。
ロチェスター大学の研究所に行って、初日に教えてもらったレンタカー会社もありました。
…が、ネットの評判は最悪で、HPが閉鎖されている。明らかに怪しいので却下 (笑)

  • レンタル場所
自宅から空港までが、とんでもなく不便な片道1ドルのバスで60分、車で10分と近い。
したがって空港で借りるのが距離的にベストになるのだが、空港でレンタルすると
空港使用税などが掛かってきてしまう。

しかしながら、BudgetのRochester空港営業所では空港外で探した自宅最寄の
Budget営業所よりレンタカー料金が安く設定され、空港使用料が含まれると
空港内外で同一料金になるようになっていた。

どうみてもRochesterでのレンタカー車の保管が空港駐車場で行われているようなので、
空港外の営業所の場合は配車とかが必要になっているのだろうか?
近くで借りられるのは便利だからありがたいけど。

ネット見積上でBudgetより高くなったけど、安めの料金設定なEnterprizeでは、
空港外のほうが安くなった。レンタカー会社によって違うのだと思う。

  • レンタル期間
直感では長い期間を一括して借りれば借りるほどお得なような気がするが、違う。
少なくとも利用しているBudgetレンタカーでは。

あらゆる日程で見積もりをネット上で出して調べた結果、
○ 1ヶ月まで
○ 1~2ヶ月まで
○ 2ヶ月~1年まで
の3タイプの料金があったはず。

短い期間では、Weekend料金や1week料金の設定など色々な種類があるかもしれない。
今回は長期レンタルしか視野にいれていなかったので調べてない。

一番、お得なのは1~2ヶ月までのレート。

まず、2ヶ月以上だとネット予約&プリペイド割引が適応できないので、
レンタカー料金が10~20%ほど割高になってくる。
最初の4ヶ月間はわけも分からず、とりあえず9~12月の4ヶ月一括でレンタカーを
借りたので、プリペイド割引を使っておらずここで約5万円ほど損をしました。

というか、HPにそんな記載はないし、自分で調べていってはじめて気づきました。
もっと短期間ではどうなるかと、ふと4ヶ月レンタル後の、
次のレンタルの見積もりを出そうとしたら割引後の金額も出てきて、偉く安くなってました。

しかも、前払いを求められるので、えげつない金額をクレジットで支払う必要がある。

さらにさらに、この場合は1月ごとにマイレージの連絡を求められ、
連絡したらしたで、多重請求問題で苦しめられました。
海外研究生活 現地編 2 ~多重請求の対処~ のケース3と4に記載してあります。

二度と、こんな長期レンタルはしません。
周りがしないレアケースをすると苦労する典型ですね。

あと、1ヶ月までのレートの場合、車両保険 (LDW) があらかじめセットで入っていて、
お得なように見せかけられるけど、個別でLDWをつける金額を差し引くと、
1日あたりのレンタル料金が割高なのが見えてくる。

実際、レートが変わるのは1ヶ月 (正確には期間が27日か28日で変わったはず) なので、
同じ条件でも27日借りた方が、28日よりもかなり割高になるという事態になる (笑)

もちろん、長期に借りれば借りるほど料金はかさんでしまうけど、このシステムで
3週間以上乗るのであれば、一気に1ヶ月乗り切ってしまった方がお得だと思う。

と言う訳で、1か月~2か月の間で小刻みに借りる作戦で過ごしています。
国際会議や旅行で1週間ほど家を空けるタイミングがあるので、その時、返却。
飛行機での移動なので、空港の営業所は便利。行くとき返して、帰ってきたら借りる。

毎回、車は変わるけどピカピカの新車同然のメンテナンス完璧だしね。

  • 追加ドライバー
Budgetでは無料のようです。
Q&Aのページでは、契約者の“アメリカもしくはカナダの
公的な免許を有している配偶者”の追加登録料は無料とある。

…が、日本の国際免許で借りる私たちに請求されたことは一度もない。
しかも、妻の免許証を確認しようともしない。

あまりに不安なので、毎回 「May I shear the rent-a-car with my wife, OK?」 とか、
聞くと、「Sure. Please shear」 とか何とか言って、何事もなく終わる。
大丈夫なのか??

次の保険の項目で書くけど、車の保険では配偶者が自動的にセットになって、
むしろ配偶者を除いて保険に入る方がややこしいかもしれない。
まぁ、大丈夫というのだから大丈夫なのだろう。…安全、安心の日本ブランドかな。

  • 保険
最大の鬼門。海外のレンタカーは、最終的に保険料で倍額に膨れ上がる。
1週間150ドル!とか謳っていても、保険や税を含めると300ドルなんてしょっちゅう。

色々な種類の保険が用意されている。
…が、調べる限り抑えなければいけないのは2つだけ。LDW と SLI。

LDW 

Loss Damage Waiverのことで、車両保険。
ぶつけたり、パンクしたりして必要になった修理費を補填してもらえる。
事故が頻発のアメリカを、これなしで走るのならば、いざって時は新車を弁償する覚悟が要る。

SLI

Supplemental Liability Insuraceのことで、追加対人対物保険。
Primary Protection、略してPPといわれる自賠責に追加される保険。
PPはレンタカー全てに無条件に付帯しているが州によって金額が異なり、
ニューヨーク州では日本円にして200万円くらいの保障だったと思う。
一部の州ではPPを設定していないところすらある。

要するに、人をひき殺してしまえば、人生が終わる。
これに加入すれば、無制限だったり1億円だったりの保障が出る。

その他の保険

搭乗者保険 (Personal Accidnt Insurance:PAI) は海外旅行保険や
健康保険に加入していれば、それで賄えるので大丈夫。

所持品盗難保険 (Personal Effect Protection) は、車内に貴重品を
放置しておかなければ保障してくれ!なんてことにはならない。

他にも対無保険者障害保険だったり、第三者 (サードパーティ:契約者以外の同乗者) も
事故のとき健康保険代わりに補償する保険だったりあるけど、
海外旅行保険にも現地の健康保険にも入ってないことはないので不要だと思う。

LDWとSLIの節約術 

絶対加入しておきたい保険2種類、LDWとSLI。
いくら保険は要らない!と言い張ったところで、レンタカー会社もこの2つだけは、
とにかく加入するように勧めてくるはず。
(保険なしのリスクを説明するための資料がカウンターに置かれてるので読んだ。)

ただ、金額が高い。目安として2つ併せて、1日で20ドル。日本円で2000円くらい。
1ヶ月借りようものなら、保険だけで約6万円ほど支払うことになる。
なのでレンタカーを1ヶ月フルカバーで借りようとすると12~15万円ほど。

渡米直後で、国際免許でも車や保険を購入できるようにサポートしてくれる知人や、
サポートなしでも購入までこぎつける英語力、もしくはツテも何もない状態だと
アメリカの免許を入手するまでレンタカーになるし。

渡米直後にとりあえず4ヶ月借りたレンタカーは馬鹿正直に支払いました。
これが20万円ほど大損した最大の要因。

さて、1年滞在だと150~180万円ほどでしょうか。さすがに買ったほうがいい!となる。
言い換えれば、保険に加入しなければ、1年間、最安約70万円で済む。
結論を言ってしまえば、別に自分たちで安くレンタカーの保険を用意する。

私の研究所 (阪大レーザー研) で1年間、カリフォルニア州で研究していた人に、
車をどうしていたか聞いてみると、

「最初はレンタカーで、1ヶ月ほどで車を購入。
保険はレンタカーから購入車に切り替えた。」

そう、レンタカーでも加入できる自動車保険がある!

ちなみにその方は、現地のトヨタのディーラーでレンタルから
購入、保険も全て準備されたそう。

そして思い立った、日系企業!!
探せば出てくる、アメリカの保険を取り扱う日本語対応の保険代理店。

お世話になったのは、Daiwa Insurance Marketing. Inc.

日本語のメールで問い合わせると、日本語で対応してくれて保険を探してくれた。
国際免許で、なおかつレンタカーにかける自動車保険に加入したい!と。

ただ、LDWは事故を起こすごとに5万円の免責が発生したり、
修理が終わるまでレンタカー会社に車を返せない期間の費用はカバーされなかったりと、
かなり問題があるため、レンタカー会社のものに入った方がよいとのこと。
1日800円程度、月々24000円程度なので、これは目を瞑るしかない。

当初は、レンタカーに保険をかけて、レンタカーを乗り換えるたびに登録を書き換え、
費用の過不足分を調整で…と話が進んで、夫婦2人のSLIで半年7万円ほどの見積もり。
ざっくりとレンタカー会社2か月分の保険料で半年を賄えることになる。

それでも良かったが、いざ代理店が契約してくれる段階となると、
レンタカーに対しては販売を打ち切ったらしく契約できない…と、まさかの事態。

再度、探してもらうことになって見つけてきてくれた、
Travelers という保険会社。https://www.travelers.com/

Non-ownered Policyの自動車保険。
自分名義の車でなければ、何に乗ってもSLIを保障してくれる。
勿論、レンタカーはレンタカー会社名義の車だし、出張や旅行でアメリカのどの州に
行っても、自分名義でない (レンタカーである) 限り、どの車でも保障してくれる。

めっちゃ便利。そして、保険料は夫婦2人で年間で100ドル程度!(約1万円・笑)

さすがに代理店からメールが来た時から、実際に支払うまで1000ドル (10万円) だと
桁を勘違いしていた。まさかそんなに安いはずがないと思って、鼻から100ドルと読まなかった。
が、実際には100ドル。うそやろと保険の契約書や約款を読んだけど、本当に100ドル。

2014年1月中旬~8月中旬までの7ヶ月間、保険料だけでレンタカー会社だと
42万だと思っていたものが、レンタカーのLDWも併せて17万円程度で済んだ。
これだけで25万円もお得!

そして一番、安心なのは、事故が起こった時、日本語で応対してくれること。
事故を起こすつもりはないけど、それだけでも気持ちが全然違う。

…最初の4ヶ月もこの保険にしておけば20万円も浮かせれたのにな…と今になって後悔。
探せばある。本当に。自分で動いて依頼しない限り誰も察してくれないアメリカらしさ。

ただし、こんな手法はかなりレアケース。
レンタカーのカウンターでLSIを断ることになるので、めっちゃ揉めます。

保険を買っているといっても、国際免許で車も購入していないのに
アメリカの自動車保険!?と思われても仕方がないです。普通に考えてもおかしな話ですから。

保険の書類を持って行ってみせるのが手っ取り早いです。
対人対物の保証額、Non-owner policyが分かってもらえればすんなりです。
マイアミ旅行で使ったレンタカーもLSIを断って詰め寄られましたが、
見せると「こんなの初めて見たわ」とスタッフ2人で確認しあって了承してもらえました。

  • オプション
断りまくりましょう (笑)

GPS (カーナビ) はちゃちいので、助手席に誰かいればスマホで事足ります。
一人だとしてもポータブルのGPSを100ドルくらいでWalmart (有名な大型スーパー) あたりで
購入してレンタカーに付けていた方がよっぽど安上がり。

FPO (Fuel Prepaid Option) も不要。ガソリンの前払いで返却時給油不要と言うもの。
ガソリン満タン分を事前に購入するので、限りなく空にして返却しないと損をする。
返却期日が迫ると、あと、どれだけ給油する?5ドル分?10ドルは多すぎる??と、
チキンレースをすることになって面倒なことこの上ない。
返却時に空港周りはガソリンスタンドに困らないので給油して返却でOK。
ただし!空港周りのガソリンスタンドは値段設定が高いので、自宅周辺である程度
満タンにしておいて、最後にちょろっと返却時に継ぎ足すほうがお得。
1ガロン当たり20セントほど違うので、コンパクトカーでも2~3ドルは変わってくる。

ロードサービスはよっぽど必要な時だけで。
どこか山岳部に行くとか、長距離ドライブをするとか…。
日常生活の街乗りでは、ほぼ不要なはず。
レッカーを呼ぶ事態になったとしても、どれだけ運が悪くても1000ドルの損害にならないはず。

他にも衛星ラジオだとか色々あるけど、No thanksやDeclineと言い続けてます。
チャイルドシートや25歳未満が契約する場合の追加料金など、逃れられないケースの
追加の出費はあるけど、該当する場合は稀だと思う。

結構、25歳以下の事故が多いようで追加料金は割とかかるらしい。

  • クーポンコード
Budgetレンタカーに限らず、クーポンコードやキャンペーンコードなどが
出回っている時がある。
ネット見積もり時にそのコードを打ち込めば割引が受けられる。

私の場合は、クーポンサイトのようなHPがあって、ロチェスター大学の
教職員用のコードを使ってログインすると、Budgetレンタカーの
20%OFFクーポンがあったので利用している。

ただし、保険料を20%できるわけないので、トータルでみるとわずかな割引だけど。
それでも、ないよりあった方がマシです。



長くなったけど結論!!

渡米後、最初の4か月の間、馬鹿正直にレンタカー会社の保険に加入したので、
月々、車に15万円かかってました。
しかも、シボレー (アメ車) のセダンだったので燃費も悪く、冬の間は月に3回給油ペース。
月々のガソリン代は日本円にして1.5万円くらいだったでしょうか。

今は、激安の自動車保険も見つけてもらったおかげで、レンタカー代は月々8万円ほど。
しかも同じシボレーでもコンパクトカーのソニックや、マツダのMAZDA2など
小さい燃費のいい車に乗っているのでガソリン代は月々7000円くらいで済んでます。

新車or中古車を買うか、レンタカーを買うかですが、
1年以内であれば、最善に立ち回ればレンタカーのほうがいいと思います。
ミスれば、特に保険でミスれば大損しますが (笑)


1年間で概算してみる


  • 中古車を10000ドル (100万円) で購入した場合
購入費100万+陸運局登録料10万+保険料15万-売却額60万=65万円
そこに、ガソリンとメンテナンス費用が発生し、手続きはすべて自分で行う。
しかも、帰国間際は売却済みなので車が使えない。

  • レンタカーで最善の立ち回りをしてみた場合
レンタカー+LDW (車両保険) 8万円×12か月+保険1万=97万円
レンタカーの場合はメンテナンスはレンタカー会社が勝手にやってくれますし、
出張の間は小刻みに返却するなどして毎回、きれいな車に乗ることも可能。
空港の営業所を使えば帰国ギリギリまで使えます。煩雑な陸運局での手続きは一切、不要。



どちらがどちらがいいかはわかりません! (笑)
経済状況や語学力、用途、家族構成などで最善策は変わると思います。

私がいいたいことは、レンタカーだって何とかやろうとすれば何とかなる!ってことです (笑)
本当に、この結論にたどり着くまでは苦労しました…。

最後に、絶対に安全運転で!
アメリカ独自の赤信号時右折OKやスクールバス追い越し禁止などのルールは
把握しておいてください。
州によってはETCのような装置をつけた車専用の高速道路があったりします。
(フロリダ州のサンパスなど、料金所もないし、気付けば乗ってたがしょっちゅう。)

そのほかは日本に近いですし、左ハンドルに慣れれば問題ありません。
今となっては、日本の右ハンドルの写真を見て違和感を感じてます。

以上!めっちゃ長くなった。

この記事は2週間ほどかけて何とか書きあがりました。

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