2014年2月8日土曜日

海外研究生活 現地編6 ~クレジットカードセキュリティ~

車&自動車保険について先に書き出していたのですが、
昨日、晴天の霹靂があったので、こちらを先に記載します。

何があったのかというと、俺のクレジットカード情報が盗まれて
インドで使われようとしていたらしい。
アメリカにきてから、なかなか落ち着けない…。
二重請求とか、今回の件とか、平穏な期間が1ヶ月以上続かない気がする… (笑)

金銭的な被害はゼロで済んだので一安心ですが、クレジット関係でスムーズに行かなかった
内容について実体験をまとめます。


  • 渡航直後のDecline
クレジットカード会社は特に海外での不正利用に神経を尖らしてくれているみたいで、
日ごろ海外利用を使わない人が、急に海外利用を頻繁に利用すると、
不審を検知して “カードを使えなくしてくれる”。

渡航直後の生活準備のために家具等を買いまわっていたとき、
急にレジで “Decline” といわれてカードを付き返された。

意味が分からない。1時間前は使えてたよ?
仕方が無いので、そのMaster Cardは諦めて、
もう一枚のVisaで支払おうとする…が、“Decline”。
訳の分からないまま、とりあえずキャッシュで支払って買い物を終える。

家に帰ってメールを見ると、不正利用の可能性があるのでカードを止めましたとメール。
カード会社のセキュリティーに連絡してくださいとのこと。

連絡して、利用内容の確認を受けて、
アメリカで長期滞在をすること、2014年8月まで滞在することを伝える。

Master Card側の対応は、アメリカでの利用についてはセキュリティをゆるくしておきますが、
もし何か異変があったり、セキュリティが再度掛かったら連絡くださいとのこと。
Visa側の対応は、海外利用のセキュリティを緩めるので異変が
あったらすぐに知らせてくださいとのこと。

カード会社によって対応は色々なようですね。
Master Cardは海外で何度か使えてセキュリティ、
Visa側は海外で使おうとした瞬間にセキュリティ。

ただ、セキュリティの設定を個別に対応してくれるのは驚きました。
次の不正使用の件で書きますが、この長期滞在の情報はずっと保持してくれているよう。
何を説明しなくても、アメリカに滞在していること前提で話が進んでくれるので助かる。

残念ながら、当時は使えなくされたとしか思わなかった。余計だと。不便だと。
ただ、それに助けられるのは5ヵ月後でした。

補足ですが、妻名義の別カードも後日、同じことになって連絡を入れていました。
そういうことも含めて、国際電話はいざって時に必要になります。


  • クレジットカードの不正使用
昨日 (2014年2月6日) のことです。
オカンから急にLINEで楽天カードのセキュリティから不正利用の疑いで
連絡があったので、そこに連絡するようにと連絡を受ける。

すぐに電話しました。まず本人確認を受けて、

“今、アメリカに滞在されていますか?”と聞かれるので、
「はい、ニューヨーク州に滞在してます。8月まで滞在する予定です」と返す。

“最近、お客様のカードで買い物した内容を覚えていますか?” と聞かれるので、
「昨日、ネット経由でレンタカーを予約したのと、日曜日にスーパーマーケット数件。
そういえば、今日の午後、ネット経由でテーマパークチケットを予約しようとしたら
なぜかDeclineって出てきておかしいなとは思いました」 と正直に返す。

“確認しますね。…インドでお買い物されました?”
「インドっ!?」

“下4桁・・・・のカードは手元にお持ちですか?”
「目の前にあります。」

“お客様のクレジットカード情報が盗まれてコピーを作成されたようですね。
セキュリティがインドでの使用をエラーで返しましたので金銭的な被害はありませんので、
ご安心ください。”
「は、はい…、ありがとうございます」

その後の要点をまとめると、
  • カードは再発行。審査後に日本の登録住所に郵送で10日~2週間。
  • 郵送されるまで関連する家族カードとETCカードも停止。
  • 再発行カードが到着すると、家族カードとETCカードは使用再開となる。
  • 再発行カードの海外郵送サービスは無い。(当たり前だけど…)
  • 公共料金など定期的に支払うものがあれば支払い方法変更を自身で行う必要がある。
くらいでしょうか。

一応、他のクレジットカードや、アメリカで開設した銀行口座のデビットカードがあるので、
妻の家族カードが復帰するまではやり過ごせるのですが、
もう一枚のカードが学生カード時代からの名残で限度額が低すぎて生活費を賄えない。

どちらにしても、レンタカーや健康保険など私名義のクレジットカードで
まとまった額を支払わないといけないし、提示しないといけないので、
どないかしてアメリカまでそのカードを持ってこないといけない。

日本に親族はいるし、とはいえ、別カードもあるからいいものの、
カード1枚しか持たない身寄りの無い単身者だったらどうするのだろう。
日本にカードを取りにかえるという最終手段のための航空機チケットを
買うことすら難しくなる。怖いですね。供えあれば憂いなし。

しかし、どこで情報をとられたのだろうか。
少なくともクレジットカード情報を入力する作業は、
自宅のPCか研究所の自分のオフィスのPCで行うくらい。
どちらもセキュリティやパスワードは掛かってるし、
セキュリティアップデートは欠かしていないから、ハッキングとは考えたくない。

店でスキミング?
確か、直近で知人 (日本人学生) に教えてもらったリカーショップで利用してみた。
パッと見た感じは、他店に比べると確かに薄汚れてた印象はあったけど、
その知人も利用しているし、白人のお姉さんも普通に買い物してたしな。
他に、直近で初めて、俺のカードで利用した店は思い当たらない。

1月ほど前に、大型ショッピングセンターチェーンのターゲットで、システムサーバーに
ハッキングがあって、個人情報が大量に流出したって
ニュースがあったけど、その関連かな?
ターゲットでは確かに1度だけ、俺のカードで買いものしてる。

いずれにせよ、久々に異国の地だぞ!と痛感させられるようなことがおこなった。
被害が最小限で助かった。

ただ、そのクレジットカードで、普段のレンタカーや、来週のマイアミ旅行のホテルや
レンタカーの前払いを全て済ませている。
当たり前だけど、クレジットカードの提示を求められるわけで、決済処理は全てDecline確実。
追加料金が発生することはしないけど、もう一枚のカードで何とかできるかな…。
とりあえず状況説明する展開にはなりそうな気がします…。

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