2012年10月7日日曜日

資格について

やっぱ、こんな時間になってしまった。
とりあえず、寝ようと思う。

博士過程卒業というのは、同時に次のポストへの意向も意味する。
必然的に履歴書というものに接することになってくる訳です。

そこにある資格欄に対面したので、
押し入れの奥からゴソゴソと紙袋を取り出して開けて苦笑い。

工業高校出身なので、高校生時代は資格取得が奨励されていて、
資格を取ることが正義だったところもあった。


○ 国家

・ 普通自動車免許
・ 普通自動二輪免許
・ 原付免許
・ 危険物取扱者 乙類一類
・ 危険物取扱者 乙類二類
・ 危険物取扱者 乙類三類
・ 危険物取扱者 乙類四類
・ 危険物取扱者 乙類五類
・ 危険物取扱者 乙類六類
・ 有機溶剤作業主任者
・ 特定化学物質等作業主任者
・ 酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者
・ ボイラー実技講習

○ 民間

・ 英検4級
・ 漢検準2級
・ TOEIC575点

○ 全国工業高校校長会

・ 計算技術検定3級
・ 計算技術検定2級
・ 基礎製図検定
・ 情報処理検定3級


これが俺の持ってる資格。
勿論、高校卒業後に取ったものもあるけど、大半は高校生時代。

工業高校 (工業化学科) で取れそうなメジャーなものは一通り取得したと思う。
(パソコン検定とワープロ検定をなぜ受けなかったのかは分からないけど…)

おかげで、卒業時には全国工業高校校長会からジュニアマイスター (ゴールド) や、
兵庫県工業高校校長会から金賞もらったり。

なんか目的意識もなかったなって。
取ることが正義だったし、なんか資格持ってるとカッコ良く思えたし(笑)

で、勤労学生になるときの就職面接で、
「なんで、こんなにいっぱいの資格取ったの?」って後のグループリーダーに聞かれた。
「勉強したこと、自分の努力が形になるからです!」って胸張って答えた。

で、勤労学生3年目に入ろうとしたころかな。
俺も初めての学会発表を意識して、モチベーションが急激に上がってきた頃。

「あの時 (就職面接の時)、なんで資格について聞いたか分かる?」と聞かれ、
「私は、資格、資格といってるやつは信用してないんだ」と、おもむろに爆弾発言された。

真意は、その手の資格を取って得る仕事は、
現場レベルであって、もっと大きな仕事をするためには不要。
それを免罪符のように勘違いしている輩がいる、と。

そんな極端な…とは思ってます。
立派な資格を持って、立派に働く方が居て、社会が回ってるのは紛れもない事実。

ただ、今となって思う。

何かの役に立つだろう、食いっぱぐれることは無いだろうなんて、
何となくとった資格は余程のことがない限り、
いつにたっても使われることは無いんだろうなぁって。

高校生の時の俺が言ってた、危険物乙四を持ってたら
ガソリンスタンドの店長になれるし!っていう理屈が実現するのだろうか?(笑)

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