2014年10月15日水曜日

ノーベル賞で思うこと

結局、1週間以上、前回の更新から空いてしまいました…。

反省。

色々、書きたいことが思い浮かぶも、実行に移せない。

…が!

ようやくアメリカから帰国して部屋の片づけがほぼ完了!
書斎が復活!家でのデスクワークが快適になりました。

なので!…できるかぎりBlogの更新も頑張って生きたいなと思っています。

ちょっと、自戒の意味も込めての記事です。

ノーベル賞で日本人3人が受賞されましたね。
うち1名はアメリカ国籍を取得されたので、厳密に言えば日本出身者が1名です。

自戒というのは、研究者なのだからノーベル賞を取ってやる!という気持ちがなく、
ただ、すごいなー、青色LEDのおかげで生活変わったもんなーって、
人事のようにテレビを眺めていた自分に喝を入れるため。

自分が天才だとも、大発見できるとも思っていない。
ただの凡人で、しかもエリート街道とは程遠い、ポッと出の研究者のヒヨコ。

だけど、それくらいの気概を持って研究に勤しみたいものです。

いつの間にか、立身に必死になってしまっている。
将来の成果より、目先の生活。

そんな次元で物事を考えているようでは、まだまだです。

博士論文の主査でもある指導教官だった先生に言われた言葉。

「君は重機のように研究をしなさい」

とにかく日本に帰ってきて、仕事量がアメリカにいるときから明らかに増えた中で、
自分の馬力だけは感じれて、正直、ホッとしています。
アメリカでほのぼの遊びすぎて、腐ってしまったのじゃないかと、心配していたのは本音です。

フライング豪腕系だと自負しています。とにかく馬力でガツガツ進める。
ちょっと背伸びでも、ちょっとだけ人より早く進める。何が何でも。

アメリカの研究成果を国際会議で発表し、その内容をプロシーディングにまとめて
無事に投稿できたので、ちょっと書いてみました。

工業高校生のとき、課外授業で外部講師がいらっしゃったときに、
クラス全員が1人ずつ自分の夢を語る時間が設けられた。

その時、私は 「中心でなくてもいいから、社会の歯車として欠かせない存在になりたい」 と
語ったのを覚えている。

今の自分は、「中心でなくてもいいから、ノーベル賞の研究に欠かせない存在になりたい」 と
しておきたい。
そうしたいし、そうしないと、研究者の意味がない。それくらいの気概がなければ。

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